スポーツの漢字表記一覧まとめ!名前の由来や語源も徹底調査

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スポーツの漢字表記一覧まとめ!名前の由来や語源も徹底調査

日本で親しまれているスポーツは、多くは海外生まれのスポーツ。カタカナ表記が主となっているスポーツも多いですよね。ただ、多くのスポーツには「野球」「卓球」などのように、漢字表記が存在しているのです。

今回はスポーツの漢字表記や、名前の由来、語源について調査しましたよ。

目次

サッカー

サッカーの漢字表記は「蹴球(しゅうきゅう)」です。球を蹴るスポーツなので漢字で蹴球、これは分かりやすいですね。日本ではサッカーよりも遥か前に「蹴鞠」が流行しており、後にサッカーが伝来した際には「フットボール」を日本語に訳して「蹴球」と呼ぶようになりました。サッカーが蹴球という表記になった下地には、蹴鞠の存在の影響もあるといえそうです。

バスケットボール

バスケットボールの漢字表記は「籠球(ろうきゅう)」です。籠は「カゴ」を意味する漢字、バスケットボールのカゴというと⋯⋯ゴールがまさしくカゴのように見えますね!1908年、後に日本初のオリンピックチーム監督となった大森兵蔵さんが、アメリカから帰国した際にバスケットボールを日本に紹介しました。その際にバスケットボールのゴールをカゴに見立てて「籠球」という表現をしたのですね。

バレーボール

バレーボールの漢字表記は「排球(はいきゅう)」です。バレーボールは、バスケットボールと同様、大森兵蔵さんが日本に紹介したスポーツです。ただ、排という字はいまいちバレーボールと繋がらないような気もしますね。

バレーボールは、中国語表記でも排球。中国名と和名が同じ種目は多くないそうです。そして中国語の「排」には「列」という意味があるのだとか。日本にバレーボールが伝来した頃など、昔のバレーボールは1チームの人数制限がなく、選手たちは列を為すようにして並んでいたそう。それが「排球」の由来、語源だという説があります。

ゲートボール

ゲートボールの漢字表記は「門球(もんきゅう)」です。ゲートは門を意味する英単語であり、ゲートボールはゲートにボールを通していくスポーツ。実際にゲームで使われているゲートはかなり小さいこともあり、「門」という言葉のイメージとは合わないところもあるかもしれませんが、ゲートボールが門球になるのは割と直訳と言えば直訳です。

ただ、ゲートボールはそもそも日本発祥のスポーツ。ゲートボールという名前も日本でつけられたものということになりますね。

アイスホッケー

アイスホッケーの漢字表記は「氷球(ひょうきゅう)」です。アイスホッケーはパックを用いたスポーツであり、他の球技のように球を使う訳ではないのですが、漢字表記では球を用いて「氷球」です。氷上の格闘技とも呼ばれるアイスホッケー、スポーツの特色としては「氷上」であることが大きなアイデンティティなので、氷球という漢字になるのも納得です。

ちなみにフィールドホッケーは「杖球(じょうきゅう)」、フィールドホッケーで使うスティックを「杖」と表しているのですね。

テニス

テニスの漢字表記は「庭球(ていきゅう)」です。「庭」という字はテニスというスポーツとは直接関係するようには思えませんね。調査したところ、「庭で行うスポーツ」だから「庭球」というようです。テニスは屋外で行われますし、庭のような明るいイメージもなんとなく分かりますが、一方で庭で競技を行っているわけではない気もしますね。

テニスは16世紀以降にフランス貴族の遊戯として定着、18世紀から19世紀にかけてヨーロッパの貴族の間で大流行しました。日本で庭球と呼ばれるようになったのは、そういった経緯も影響しているのかもしれません。

ハンドボール

ハンドボールの漢字表記は「送球(そうきゅう)」です。味方同士のパスでボールを送り得点を目指すスポーツなので送球とされているようです。ハンドボールは直訳すれば「手球」となり、実際に過去には手球として広まっていた時期もあったようです。1926年の学校体育教授要目では手球であり、中国では現在も手球。送球は1934年頃には日本で既に使われていたようですね。手球よりも送球の方がハンドボールの内容に則していると判断されたのでしょう。

ドッジボール

ドッジボールの漢字表記は「避球(ひきゅう)」です。ドッジボールといえば、相手にボールを当てるスポーツというイメージがありますよね。確かに避けることも大事ですが、「避球」というのはしっくりこない気も?

実はドッジボールの「ドッジ(dodge)」は「素早く身をかわす」という意味を持つ英単語なのです。ドッジボールを避球と訳すのは、直訳といえば直訳ではあるのですね。ドッジボールが出来た時から、ドッジボールは避けることに比重を置いたスポーツだったということでしょうか。

ラグビー

ラグビーの漢字表記は「闘球(とうきゅう)」です。闘う球技と書いて闘球、確かにラグビーは激しいスポーツですが充てられた漢字が少々厳つすぎる気もしますね。ラグビーも大概球を蹴るスポーツではあるため、過去にはラグビーが蹴球と呼ばれていた時期もありました。ラグビーを「ラ式蹴球」、サッカーを「ア式蹴球」と呼んで区別することもあったようです。

闘球は戦時中、戦局が悪化して敵性語が禁止された時期に用いられ始めた呼び方でもある模様。そういった背景を知ると「闘球」にまた別の意味も見出したくなってきますね。

バドミントン

バドミントンの漢字表記は「羽球(うきゅう)」です。バドミントンもボールを使わないスポーツですが球技に分類され、バドミントンで用いる「球」はシャトルと呼ばれる特殊な形状の物です。このシャトルには水鳥などの羽が使われており、バドミントンが「羽球」と呼ばれるのもシャトルに羽が使われているから、及びシャトル自体が羽と呼ばれたりするからといえます。

ソフトボール

ソフトボールの漢字表記は「塁球(るいきゅう)」です。スポーツ内で用いられる一塁、二塁などの塁を用いているのですね。ソフトボールと言えば、野球と似ているスポーツですよね。そして野球の英語「ベースボール」、このベースがずばり「塁」です。塁球はベースボールの直訳のような漢字と言え、少々ややこしくはあります。ソフトボールをそのまま訳すと「軟球」といった感じになりそうですが、これをソフトボールの漢字として使うのは確かに不都合ですよね。

出展:今日の動画

最後に

今回はスポーツの漢字表記一覧や、各名前の由来、語源について紹介しました。球技であれば漢字一文字と球でスポーツを表さなければならないのですが、漢字一字でそのスポーツの特徴を表すというのは容易なことではありません。後から見てみると「よくその字を当てはめたものだ」と感心したくなりますよね。

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