【バスケ】背番号に意味はある?ポジションと関係してる?人気な背番号も調査!

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【バスケ】背番号に意味はある?ポジションと関係してる?人気な背番号も調査!

プロスポーツの世界では、背番号が選手の象徴になることがあります。たとえばメジャーリーグでは、イチロー選手の「51」や大谷翔平選手の「17」など、番号そのものが彼らの代名詞として語り継がれているように、野球背番号 意味が込められています。

実はバスケットボールでも同じように、背番号には各選手の思いや歴史が込められています。この記事では、バスケ選手の背番号の意味とポジションの関連性、人気選手の背番号についても紹介します。

目次

バスケ背番号の意味は?

野球やサッカーと同じように、バスケの背番号の意味は、チームの中で選手を識別するためですが、実はそれだけではありません。

もともと背番号は、試合中に審判が選手を識別しやすくするために導入されたシステムです。特にバスケットボールは試合中の動きが激しいため、背番号があることでファウルやプレイの判定がスムーズになります。

バスケの背番号が持つ一般的な意味

現代では厳密なルールはありませんが、チームによっては背番号にある程度の役割が反映されることもあります。

特に学生バスケや地域のアマチュアリーグなどでは、次のような番号の付け方が一般的です。

  • 4番:キャプテン(チームリーダー)
  • 5番:副キャプテンまたは中心プレイヤー
  • 6番:シューティングガード
  • 7番:スモールフォワード
  • 8番:パワーフォワード

また、9番以降はベンチメンバーやリザーブ選手がつけることも多い傾向があります。

ただし、これはあくまで“目安”に過ぎず、チームの方針や監督の考え方によって自由に決められるのが現代バスケの特徴です。

プロバスケの背番号の規定

プロのバスケットボール選手は加入している連盟によって番号の規定が変わります。

NBAでは「0〜99」までの数字が使えますが、FIBA(国際バスケットボール連盟)では「4〜15」のみ使用可能とされています。これは、審判が手でファウル番号を示す際に、指で表現しやすい数字に限定しているためです。

また、プロリーグのバスケ選手は、個人的な意味や特別な思いを込めて、好きな番号を選ぶことが多いです。選手が自分の誕生日、家族との思い出の数字、憧れの選手の番号などを選ぶことは珍しくありません。

バスケのポジションとの関係性は?

それでは、バスケの背番号の意味とポジションには関係があるのでしょうか?結論から言うと、「昔はあったが、今はほとんど関係ない」といえます。

かつて、アメリカの一部リーグや大学バスケでは、ポジションによって背番号を割り振る慣習が存在しました。しかし、現在では選手の自由度が高まり、ポジションと番号の関連性はほとんどなくなりました。

ここで、各ポジションの特徴と背番号の傾向を見てみましょう。

ポイントガード(PG)

チームの司令塔として、試合のテンポをコントロールする最も頭脳的なポジションです。味方への正確なパスや的確な判断力、瞬時の状況分析が求められます。

「4〜9番」といった一桁台が多く、スピードやスマートさを象徴する数字を好む傾向があります。

シューティングガード(SG)

チームの得点源であり、試合を決めるエースのような存在。高いシュート技術と勝負強さを武器に、試合の流れを変える役割を担います。

マイケル・ジョーダンの「23」のように、背番号がそのまま「スター性」の象徴になることも少なくありません。

スモールフォワード(SF)

攻撃でも守備でも活躍できる、まさにオールラウンダー。スピード・パワー・テクニックのすべてをバランスよく備え、チームに流れを生み出す存在です。

チームの指令的なポジションで、傾向として「9」「11」「13」などの奇数番号が選ばれることが多いです。

パワーフォワード(PF)

ゴール下でのリバウンド争いや体を張ったプレーが持ち味のポジション。フィジカルの強さと闘志が求められ、縁の下の力持ちとして欠かせません。大柄な選手が多いポジションで、番号も30番台の大きめのナンバーを選ぶ選手が多いです。

センター(C)

チームの守護神であり、ゴール下を支配する最後の砦です。高さとフィジカルを武器に、リバウンドやブロックでチームを支えます。50番台の大きな番号をつける選手が多く、その数字には要のような存在感のような意味が込められることもあります。

バスケの人気選手の背番号は?

NBAをはじめ、世界のバスケトッププレイヤーたちが身につけてきた背番号には、特別な意味やストーリーが隠されています。その中でも象徴的な番号をいくつか紹介していきます。

#23:マイケル・ジョーダン/レブロン・ジェームズ

バスケの象徴とも言える背番号。ジョーダンがバスケ界に伝説を作ってから、23番は最強の番号として知られています。幼少期からジョーダンのファンだったレブロンは、リスペクトの気持ちを込めて、同じ番号を背負っていました。

#24:コービー・ブライアント

レジェンドであるジョーダンの「23」を超えるという意味で「24」を選んだとされています。彼の努力と挑戦の象徴です。彼も後世に受け継がれるプレイを数多く残しました。

#30:ステフィン・カリー

父デル・カリーが現役時代に使用していた番号で、子に受け継がれました。親子の絆が込められた特別な背番号です。

#34:シャキール・オニール、ヤニス・アデトクンボ

パワー型プレイヤーに多い背番号です。どちらも巨大な体格で、「スーパーマン」という異名で呼ばれるほど印象的なパワープレーが得意です。インサイドで圧倒する存在感を象徴しています。

#6:レブロン・ジェームズ

彼の憧れであるジュリアス・アービング(Dr. J)の背番号であり、自身の新たな挑戦を意味していました。マイアミ・ヒートでプレイしていた頃は「6番」を着けていましたが、現在は永久欠番になったため「23番」を着けています。

まとめ

バスケの背番号には様々な意味が込められています。もともとは審判や観客のためのルール上の仕組みでしたが、今では選手一人ひとりの「個性」や「物語」を映すシンボルとなっています。

ポジションによって番号を振り分けるルールはなくなり、選手は自分の信念や憧れを背番号に託せるようになりました。そのため、背番号を見るだけで、プレイヤーの人柄やプレースタイルが伝わってくることもあります。

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