水中ホッケーのルールとは?代表選手や競技人口・歴史まで紹介

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『水中ホッケー』ルールは?代表選手はどんな人がいる?競技人口や歴史について紹介!

「水の中でどうやって試合をするのだろう?」と、水中ホッケーという名前に興味を引かれた方もいるでしょう。競技の様子を想像するだけでは、わからないことも多いかもしれません。

この記事では、ルールや代表選手、競技人口、歴史を紹介します。気になる疑問をひもときながら、競技への理解を深めていきましょう。

目次

水中ホッケーとはどんな競技なのか

水中ホッケーは、1954年にイギリスで生まれた水中スポーツで、発祥国では「オクトプッシュ」とも呼ばれています。これは「タコ」と「押す」を組み合わせた呼び名といわれています。

プールの底に沈めたパックを、2つのチームがスティックで押し合い、相手ゴールへ入れて得点を競う球技です。地上のホッケーと違って舞台は水の中にあり、選手は潜水と浮上を繰り返しながら攻防を続けます。

まずは競技全体の雰囲気を、次の動画でつかんでみてください。

出典:ワールドマイナースポーツ

水中ホッケーの基礎データ

発祥1954年 イギリス
世界の実施国およそ35か国前後
1チームの人数水中は6人 交代要員4人まで
試合時間前後半 各15分
統括団体世界水中連盟(CMAS)
近年の世界王者2023年男子エリートはニュージーランド

水中ホッケーの基本ルール

水中ホッケーでは、プールサイドの壁からスタートし、底に沈んだパックをめぐって攻防が始まります。息継ぎのために何度も浮上する必要があり、1人が長くパックを支配し続けるのは難しいとされます。

ルールの流れは、次の動画を見るとイメージしやすいでしょう。

出典:Mr.Animate

人数と試合時間の決まり

1チームは水中でプレーする6人と、交代要員4人までで構成されます。交代は試合中に何度でも行える仕組みのため、体力を消耗しやすいこの競技では、こまめな入れ替わりが欠かせません。

試合は前後半に分かれ、それぞれ15分ずつ、間に3分ほどの休憩をはさむのが一般的です。短い時間のなかで攻守が目まぐるしく入れ替わります。

反則と得点の決まり

相手の体を押さえたり、スティックを持たない手でパックに触れたりする行為は反則とされます。軽い反則の場合は相手にフリーパックが与えられ、反則した側は後方へ下げられることがあります。

得点は、相手のゴールへパックを入れることで決まります。審判はプールサイドと水中の両方に配置され、水の中の細かな動きまで判定する仕組みです。

使われる用具とプールの特徴

水中ホッケーには、水中で素早く動くための専用の装備が欠かせません。選手はマスクとスノーケル、フィンを身につけ、手にはパックから守るための手袋をはめます。頭部を保護するヘッドギアも用いられます。

舞台となるのは、水深およそ2〜3.65mほどの大型プールです。深さがあるぶん、選手は底まで潜ってパックを操作しなければなりません。おもな用具の特徴は下の表にまとめました。

用具とプールの早見表

項目特徴
パック鉛を樹脂で覆った約1.3〜1.5kgの重り
スティック片手で握る長さ35cm未満の短い棒
ゴール幅3mの金属製でプールの底に設置
プール水深約2〜3.65m 縦21〜25m 横12〜15m
装備マスク スノーケル フィン 手袋 ヘッドギア

スティックは片手で握れる短い棒で、チームごとに白と黒へ塗り分けられています。パックは鉛を樹脂で包んだ重いつくりになっており、水の底を滑らせるように押し動かすのが特徴です。

代表選手や強豪国は?

水中ホッケーは世界的にもマイナーな競技のため、個人の記録やデータが公開される機会は多くありません。国際大会でも国の代表チーム単位で評価されることが多く、特定の選手名が大きく報じられる場面は限られています。

強豪国のニュージーランドとオーストラリア

伝統的な強豪として知られるのがニュージーランドです。2023年にオーストラリアのゴールドコーストで開かれた世界選手権では、男子エリート部門で優勝したとされています。

オーストラリアも男女ともに長い実績を持つ強豪国です。これらの国では、代表に選ばれること自体が世界トップレベルの証といえるでしょう。

日本代表と国内の状況

日本にも代表チームがあり、国際大会へ参加してきた歴史があります。ただし競技人口が少ないこともあり、個々の選手が広く知られる例は多くないようです。

競泳では北島康介さんのような世界的スターが生まれましたが、水中ホッケーで同じように有名な日本人選手は、まだ現れていないのが実情といえます。

日本と世界の競技人口はどれくらい?

水中ホッケーは世界でおよそ35か国前後に広まっているとされ、ヨーロッパやオセアニア、北米で競技人口が比較的多いといわれています。国際大会には20か国以上が参加することもあります。

一方、日本国内の競技人口は公式な数字が確認しづらく、報道では数百人規模と伝えられることが多いようです。大学やスイミングクラブを中心に、学生から社会人まで幅広い世代が楽しんでいます。

国内ではほかにもゴールボールやフレスコボールといったマイナースポーツが、少しずつ知られるようになりました。

水中ホッケーの歴史

水中ホッケーは1954年、イギリスのサウスシーで、ダイバーたちが冬の間も体を動かすために考案したのが始まりとされています。最初の競技会は翌1955年に開かれたと伝わります。

その後、1960年代以降に南アフリカやカナダ、オーストラリアへと広がりました。世界選手権は1980年から2年ごとに開かれ、女子の部も1982年に始まっています。

日本では1979年ごろに競技が伝わったとされ、現在は世界水中連盟(CMAS)の枠組みのもとで国際大会が続けられています。

水中ホッケーの魅力と観戦のポイント

水中ホッケーの魅力は、呼吸が制限される水中ならではの条件のなかで戦う点にあります。選手は潜っていられる時間を計算しつつ、パス回しやシュートのタイミングを判断しなければなりません。

スティックでパックを操る点は、陸上で行われるラクロスとも通じるものがあります。ただし水の抵抗や視界の制約が加わるぶん、独自の技術と戦術が求められる競技です。

近年はSNSや動画サイトで、迫力あるプレーを目にする機会も増えました。水中の映像は、次のチャンネルなどで楽しめます。

出典:東京マリンチャンネル

まとめ

水中ホッケーは、プールの底を舞台にした独特のスピード感と戦術が魅力のスポーツです。ルールや用具を知っておくと、観戦がぐっと面白くなるはずです。

日本ではまだ知名度が高いとはいえませんが、若い世代を中心に少しずつ注目が集まっています。今後の広がりに期待したい競技といえるでしょう。

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