ダントツの競技人口を誇り、世界中で愛されているスポーツの一つであるサッカー。W杯での日本代表の躍進もあり、サッカー選手を目指す子供たちも年々増えているほど日本でもサッカー熱は高まっています。そんなサッカーですが、実は背番号に意味があることはご存じでしたか。本記事ではサッカーの背番号に込められた意味について紹介していきます。
サッカーの背番号には意味があるって本当?
サッカーで使用される背番号ですが、実はその背番号の中には意味を持つ番号も存在します。全ての背番号に意味があるわけではないですが、大雑把に紹介すると2番から6番まではディフェンダー、7番以降がミッドフィールダーや攻撃的な選手などのイメージがありますよね。ではそういった大まかな印象とは別に、個別に意味を持つ背番号は何番なのでしょうか。次からはサッカーの背番号で特別な意味を持つ番号についてみていきましょう。
1番はチームの守護神
サッカーで唯一手が使えるポジションであり、ユニフォームの色も異なるゴールキーパー。そんなゴールキーパーの代名詞ともいえる背番号は1番です。チームには最低でも3人、多い場合では5人ほどのゴールキーパーが在籍していますが、背番号1番を任せられるのはその中でも最も能力が高く、守護神といわれる選手に与えられる傾向が強いようです。
ある意味花形ポジションともいえるゴールキーパーですが、ではなぜ1番がゴールキーパーの背番号として定着したのでしょうか。その由来は1800年代にまで遡り、当時出場する選手たちに最後尾から背番号を付けていたそうです。ゴールキーパーは最後尾のポジションであったことから、必然的にどのクラブもゴールキーパーが背番号1番を付けるようになったといわれています。
9番はチーム1の点取り屋
サッカーで背番号9番を着用する選手は主にチーム1の点取り屋、俗にいう「ストライカー」と呼ばれる選手たちです。日本代表の例で挙げると2002年の日韓W杯では「ゴン」こと中山雅史さんが、2014年ブラジルW杯などでは岡崎慎司さんが着用していましたよね。世界に目を向けても最も相手ゴールに近い位置でプレーするストライカーの選手に与えられる場合が多く、多くの子供たちから羨望の眼差しを集める背番号といえるのではないでしょうか。攻撃的な選手の代名詞ともいえる背番号なので、9番を着用して守備的なポジションでプレーする選手は殆どいないといっても過言ではないでしょう。
10番はチーム屈指の司令塔・テクニシャン
サッカーのエース番号でもある10番は、チームの中心選手や司令塔のようなタイプの選手が着用する背番号として知られています。日本代表ですと香川真司選手や中村俊輔さんが着用していた背番号で、サッカーファンなら技巧派でテクニックに優れた選手の背番号という印象が強いのではないでしょうか。
サッカーで背番号10番がエースの番号として認知されるようになったのは、1958年のW杯でブラジル代表のペレが10番を着用してプレーしたことがキッカケだといわれています。当時ブラジル代表で圧倒的な技術を駆使してペレが活躍したことから、チームの司令塔=10番というイメージが定着したようです。
12番はサポーター・ファンの番号
サッカーの背番号において12番は世界共通でチームのサポーターやファンのための背番号だといわれています。時折第2ゴールキーパーの背番号として使用される場合もありますが、多くの国やクラブではサポーターのための番号としており、実際にチームのレプリカユニフォームを購入して背番号を12番にして自身のネームを入れている方も多いようです。
サッカーの背番号12番がサポーターやファンの番号として扱われるようになったのは、「12番目の選手として一緒に戦う人たち」という思いからなのだとか。チームを支えるサポーターの多くが、12番の背番号が入ったユニフォームを好んで着用しているようです。
国やクラブによって背番号の意味は異なる?
これまでにサッカーの背番号の中で特別な意味を持つ番号を紹介してきましたが、実はサッカーの背番号は国やクラブにとって特別な意味を持つケースもあります。例えばサッカー強豪国のオランダでは、かつて英雄ともいわれたヨハン・クライフが愛用していた背番号14番が10番以上のエースナンバーとして使用されていたり、Jリーグだとセレッソ大阪の8番は地元出身の選手が着用するエースナンバーだったり、国やクラブの歴史、事情によって背番号の意味は異なるようです。チームの中心選手なのに関わらず、エースナンバーを着用していない選手や特定の番号に拘る選手がいれば、その理由を調べてみるのも面白いかもしれませんね。きっとその番号に込められた意味や歴史が分かって、より深くサッカーを楽しめるようになると思いますよ。
日本で人気のある背番号は?
最後に日本で人気のある背番号について紹介したいと思いますが、日本の場合はその時の日本代表の影響を大きく受けているようです。例を挙げると2010年の南アフリカW杯で本田圭佑選手が大活躍した時は、当時着用していた18番が子供たちの間でも人気の背番号になっていました。また近年でみるとイングランドのブライトンで背番号22番を着用している三苫薫選手の影響で22番を好む子供たちも増えているようです。
従来のエースナンバーである10番や9番は常に一定の人気がある番号とも言えますが、その他の番号でも活躍している選手によって人気が出てくるようなので、過去に活躍した日本代表の選手たちの番号と照らし合わせてみるのも面白いかもしれませんね。
まとめ
今回の記事ではサッカーの背番号に込められた意味について紹介しましたがいかがでしたか。サッカーの背番号の中には特別な意味や役割を意味する番号もありますが、その番号は国やクラブによって異なることが本記事で分かったかと思います。サッカーを観戦する際は選手たちでも着用する背番号やプレースタイルなどを照らし合わせてみるのも一つの楽しみ方なのかもしれませんね。