コーフボールとは?ルールや代表選手・競技人口・歴史をわかりやすく紹介

海外在住者に向けて情報を発信しています。
『コーフボール』ルールは?代表選手はどんな人がいる?競技人口や歴史について紹介

スポーツの話題や動画をきっかけに、「コーフボール」という競技が気になった方もいるでしょう。観戦するにも、実際に挑戦するにも、まずは基本的な知識を押さえておきたいところです。この記事では、ルールをはじめ、代表選手や競技人口、これまでの歴史を紹介。コーフボールを知る入り口として、気になるポイントをわかりやすくまとめました。

目次

コーフボールとはどんな競技なの?

コーフボール(Korfbal)は、オランダ語で「korf=籠」「bal=球」を意味する名前を持つ球技です。1チームは男女4人ずつの8人で構成され、男女が一緒に戦う点が最大の特徴といえます。

ポールの上に取り付けられた底のない籠(コーフ)へ、上からボールを通して得点します。バスケットボールと似ていますが、板(バックボード)はなく、360度どの方向からでもシュートをねらえる点が異なります。

性別や体格の差が出にくいよう工夫されており、技術や戦術で勝負できる競技として知られています。競技の雰囲気はワールドマイナースポーツの動画でも紹介されています。

基本データ

発祥国オランダ
誕生した時期1902年ごろ
1チームの人数男女各4人の計8人
コート(屋内)20m×40m
ポールの高さ約3.5m
統括団体IKF(国際コーフボール連盟)
主な強豪国オランダ・ベルギー・台湾

コーフボールのルールは?

コーフボールはドリブルがなく、パスを中心にボールを運ぶところに特徴があります。ボールを使うチーム競技という点ではハンドボールとも共通しますが、歩けないなどの独自ルールが数多くあります。基本的な決まりを以下にまとめました。

  • 1チームは男女各4人の計8人で構成されます。
  • ボールを持って歩くことはできず、パスでつないで攻めます。
  • 相手の籠にボールを上から通すと1点が入ります。
  • マークは同性どうしで行い、異性へのマークは認められていません。
  • 2点ごとに攻守のゾーンを入れ替えてプレーします。

ルールの流れは大都会おかやまの動画でも確認できます。

使用する用具とコートの特徴

使用する用具やコートはシンプルですが、細かな規定があります。主な数値を表に整理しました。

項目規格の目安
ボール周囲68.0〜70.5cm/重さ445〜475g
コーフ(籠)底のない筒状の籠をポールの上に設置
ポールの高さ約3.5m
コート(屋内)20m×40m

コートは中央のラインで2つのゾーンに分かれ、各ゾーンに両チームの男女2人ずつが入ります。選手は基本的に決められたゾーンの中でプレーするのが原則です。コートの様子はワールドマイナースポーツの映像が参考になります。

反則とペナルティの考え方

タックルや押す、つかむといった接触プレーは原則として認められていません。過度な体の接触は反則とされ、内容によってはペナルティが与えられる場合もあります。

相手を力でおさえ込むのではなく、動きや連携で守る競技である点も大きな特徴です。

代表選手はどんな人がいる?

コーフボールはマイナースポーツですが、オランダやベルギー、台湾を中心に世界レベルの選手が活躍しています。日本でも日本コーフボール協会のもとで代表選手が国際大会に挑戦しています。

海外で活躍する注目選手

オランダ代表のミック・スネル(Mick Snel)選手は、2011年の世界選手権で代表デビューした人物です。2011年と2015年の世界選手権、2014年と2016年のヨーロッパ選手権で優勝するなど、豊富なタイトルを持つと紹介されています。プレーはKorfbalの動画でも見られます。

同じくオランダのウィム・スコルトメイヤー(Wim Scholtmeijer)さんは、選手として活躍したのち代表監督を務めた指導者です。監督としても多くの金メダルを獲得したとされ、コーフボール界を代表する存在といえるでしょう。詳しい経歴は英語版ウィキペディアの解説に、プレー映像はKorfbalにまとまっています。

日本の代表選手と協会の取り組み

日本では日本コーフボール協会が普及や代表派遣を担っています。メディアでは日本代表の経験者として真柴啓輔さんの名前が紹介されることもありますが、公表されている経歴は限られます。

協会は「男女平等」という競技の魅力を軸に、将来の普及を目標として活動を続けていると伝えられています。

コーフボールの歴史は?

コーフボールは1902年ごろ、オランダの教師ニコ・ブルークハイゼン(Nico Broekhuysen)が、スウェーデンの遊戯「リングボール」をもとに考案したとされています。

1903年にはオランダ国内の協会が、1933年には国際統括団体のIKF(国際コーフボール連盟)が設立されました。1920年と1928年のオリンピックでは、公開競技として実施された歴史もあります。

世界選手権は1978年に第1回が開かれ、以後はおおむね4年ごとに行われています。1985年からは、オリンピックにない競技を集めた国際大会「ワールドゲームズ」の正式競技にもなりました。歴史の紹介は石川テレビ公式チャンネルでも取り上げられています。

日本と世界の競技人口は?

IKFによると、コーフボールは2022年時点で世界69か国以上でプレーされています。発祥国のオランダにはおよそ500のクラブと9万人を超える選手がいるとされ、競技の中心地となっています。

世界大会では、オランダ・ベルギー・台湾が上位を争う強豪として知られています。一方、日本の競技人口はまだ少なく、1000人程度と言われています。

日本ではテックボールやカバディなどと同じく、これから知名度を広げていく段階にある競技といえるでしょう。日本での活動はマイナースポーツ図鑑【MYSPORTS】でも紹介されています。

コーフボールの魅力と注目ポイント

コーフボールの一番の魅力は、男女混合が公式ルールとして定められている点です。性別による差が出にくく、チームワークや戦術が勝敗を大きく左右します。

体格で劣る選手でも、技術や連携でチームに貢献できるため、幅広い人が対等に楽しめる競技です。近年はビーチコーフボールなど、より気軽に遊べる形も広がりつつあります。

ワールドゲームズの採用競技として国際大会が定期的に開かれており、国際交流の機会に恵まれている点も見どころといえます。セパタクローやクロスミントンのように、マイナースポーツならではの新鮮さを味わえるのも楽しみ方の一つです。日本での盛り上がりはメ~テレニュースでも紹介されています。

まとめ

コーフボールは、男女が対等に戦える公平さと、戦術やチームワークの奥深さを兼ね備えた球技です。日本ではまだ規模は小さいものの、代表選手たちが国際大会に挑み続けています。

性別や体格を問わず楽しめる点から、これから注目が高まっていくことが期待される競技といえるでしょう。興味を持った方は、一度プレーを体験してみるのもおすすめです。

プロフィール

有名スポーツからちょっぴりニッチな競技まで、ルールや雑学、選手の気になる話題を楽しくわかりやすくお届け!

目次