「マイナースポーツ」と聞くと、名前を知らなかったり、どこでやっているのか分からないという人も多いかもしれません。でも、そんなマイナースポーツの世界には、実は驚くほどの魅力が詰まっています。
マイナースポーツとは、一般的に競技人口が少なく、メディアで取り上げられる機会も少ないスポーツのことを指します。知名度は低くても、競技としての面白さや奥深さ、観る楽しみやプレーする魅力は決してメジャースポーツに劣りません。また、競技ごとに独自のルールや文化があり、地域性や歴史的背景が色濃く反映されているのも特徴です。
競技者の層がまだ厚くないぶん、初心者でも上達しやすく、国内外で活躍できるチャンスがあるのもマイナースポーツならではの強みです。「まだ知られていない」ということは、「これから伸びしろがある」ということ。

マイナースポーツの世界を、少しのぞいてみませんか?
サッカーに似ているマイナースポーツ
私たちにとって馴染み深いスポーツ「サッカー」。世界中で親しまれているこの競技には、実はよく似たルールやプレースタイルを持ちながらも、独自の進化を遂げてきた“サッカー系マイナースポーツ”が数多く存在します。
たとえば、東南アジア発祥の「セパタクロー」は、ネットを挟んでボールを足で蹴り合う、まるで“空中サッカー”のような競技。アクロバティックなプレーの連続に思わず息をのむはずです。
また「ソサイチ」は、通常の11人制サッカーよりも小規模でスピード感があり、戦術性と個人技がより際立つ競技として人気が高まっています。
これらのスポーツは、まだあまり知られていない分、競技者も少なく、今から始めても第一線に立てるチャンスがあるのも魅力のひとつ。


野球に似ているマイナースポーツ
野球に似たルールやプレーを持ちながら、独自の進化を遂げたスポーツが世界にはいくつもあります。たとえば「クリケット」は、バットとボールを使いながらも、得点方法やゲームの流れがまったく異なる競技。ほかにも、アメリカ発祥の「ソフトボール」や、カナダで親しまれている「ベースボール5」など、それぞれに特徴があります。野球が好きな人なら、ルールもすぐに理解しやすく、違いを比べながら楽しめるのも魅力です。
ラケットを使用するマイナースポーツ
ラケットを使うスポーツといえばテニスやバドミントンが有名ですが、世界にはまだあまり知られていないユニークなラケット競技がたくさんあります。たとえば「スカッシュ」は壁に向かって打ち合うスピーディな競技で、反射神経と持久力が求められます。また、「クロスミントン」はネットなしで行うバドミントン風スポーツで、屋外でも楽しめるのが特徴。どれもラケット操作がカギとなり、運動量も多く、楽しさと奥深さを兼ね備えた注目のマイナースポーツです。


















